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「自称」接客上手です店員の勘違い

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更新:2020.4.23

小さな会社・中小企業支援マーケター

渡辺 裕貴

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こんにちは。

レイズワン の渡辺です。

 

先日、

全国展開している某美容室に行ってきました。

 

行きつけの美容室もあるのですが、

クライアント先に美容サロンがあるので

たまに調査的な意味合いも含めて

色々な美容室に行ったりします。

 

今日はそこで起きた出来事をシェアしたいと思います。

 

「自称」接客上手です店員の勘違い

その某美容室に行ったのは

今回が初めてでした。

当然、スタッフは誰も知りません。

 

髪をあるていど切り終わった私は

シャンプー台に連れて行かれたのですが、

そこで担当してくれたのが

今回のテーマにもなった女性店員さん。

 

彼女はニコニコと感じもよく

第一印象はバツグンでした!

 

でも、

シャンプーに入ってから

雲行きが怪しくなってゆきます(笑)

 

彼女はシャンプーの最中、

ずっと私に話しかけていました。

 

どういう話をしていたかというと、

最近じぶんに起きた面白エピソードや

驚いた話を延々と話してくれました。

 

恐らく彼女は自分のトークスキルや

コミュニケーション術に自信があったのだと思います。

 

シャンプーをしている間、

嬉々としてずっと話していました。

 

さてこの状況、

皆さんならどう思いますか?

 

正直、

「残念…..,」

って感じですよね?

 

多くの

自称コミュケーション上手が勘違いしていますが

本当のコミュニケーションの達人とは

相手の話を聴ける人です。

 

本来、人は誰しも

「聞く」より

「話す」方が好きなものです。

 

特に女性はそうですよね。

(実はこれは人間の機能上の問題でもあります)

 

誰だって人の話を延々と聞かされるより

自分の話を聞いてくれた方がスッキリします。

 

けど、

この店員さんはずっと自分の話をしていました。

会話のスポットを自分に当ててしまっていたのです。

 

これがこの店員さんの最大のミスですね。

 

恐らくこの店員さんは自分の話術に自信があり

「私の話で皆んな笑ってくれる」

そう思っていたのかもしれません。

 

けど今までの相手は、

愛想笑いをしていたのかもしれませんよね?

(実際わたしは10割愛想笑いでした笑)

 

相手が芸人さんとか笑いのプロならまだしも

トークに関してはただの一般人です。

 

ましてや初めて会った人の話など

誰も興味はないでしょう。

※ここで興味を持って聴ける人が真のコミュニケーション上手です

 

もし仮にですが、

めっちゃ面白い話を聞かせてくれる店員さんがいたとします。

 

その店員さんのトークで

お客さんもメチャクチャ笑っていたとしましょう。

 

けど意外にそういう店員さんにファンは付きません。

 

「面白い人だった」

という記憶には残るかもしれませんが、

信頼関係を築けないからです。

 

それよりも、

客である自分自身にスポットを当てて

自然と話を引き出してくれる店員さんの方が

お客さんには選ばれるのです。

 

というワケで、

「自分ばっかり話してたかも」

「ウチにもこういうスタッフがいる」

という方は、

今日から少しだけ

“ 相手にスポットを当てて聴く “

という意識を持ってみて下さい。

 

それだけで

お客様からのリピート率は

大きく変わると思います。

 

 

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