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初心者・子供キックボクシングの専門家
マスター★渡辺
こんにちワンダー(^-^)/
初心者・子供キックボクシングの専門家
マスター★渡辺です。
先日、
篠塚辰樹選手とスパーリングさせてもらいました。
ちなみに知らない方もいるかもしれませんので
少し紹介させて頂きます。
篠塚辰樹選手とは?
那須川天心選手 率いる
TEPPEN三銃士の一人と呼ばれています。
高校時代は
アマチュアボクシングで高い成績を収め、
インターハイ・ベスト8や高校選抜にも選ばれました。
プロ転向後はB級から飛び級デビューし、
A級昇格直後の試合でも1ラウンドTKO勝ちするなど
将来を嘱望されたボクシング界のホープでした。
その後、2017年にキックボクシングに転向。
現在RISEフェザー級5位に位置しています。
今回は、
そんな篠塚選手とスパーリングさせてもらいました。
と言っても
ライトコンタクトの「マス・スパーリング」でしたけどね^^♪
今日は、
そのスパーリングの中での気づきや
手合わせをする前に意識したことを
シェアしたいと思います。
まず大前提として、
僕は戦う前に相手のことを考えます。
今回は出稽古中に
いきなりパッと組まれたスパーリングなので
作戦というほど仰々しいものではありませんが、
(更衣室にレガース取りに行ってる間に急いで考えました笑)
(1)相手の得意なこと
(2)相手の苦手なこと
(3)相手のやりたいこと
(4)相手の考えてること
これらを事実と推測を組み合わせながら考えていきます。
(事実は実際に見て得た情報)
僕は篠塚選手の試合を
2試合ほど見たことがあったので、
ある程度の材料は持っていました。
そこで考えたのが以下のこと…
【僕の脳内】
篠塚選手のパンチは一級品、
蹴りも単体ならとても上手。
ただ試合を見る限り
パンチと蹴りの連動性は高くなく
変に蹴りに固執する場面があったな…
(恐らくプロボクサーあがりというイメージからの脱却をしたいのか、蹴りでも戦えるという証明がしたかったのかな…と感じました)
なので今回のスパーリングでも
実験的な意味も含めて
「蹴り主体でゲームメイクしたい」
と考えてるだろうな…
そう推測しました。
そして、
パンチと蹴りの連動性のレベルから見て
- ・パンチをフェイクにした蹴り(パンチは打ち込まず打つフリ)
- ・蹴りをフェイクにしたパンチ(蹴りは打ち込まず打つフリ)
にも引っかかりやすいだろう…
そう考えていました。
で!
予測は見事的中!!!
篠塚選手は蹴り主体で進めてきました。
けれど僕は元々 空手時代から
蹴りあいの方が得意でしたので、
ある程度 優位に進めさせてもらいました。
いくらプロといっても
蹴り始めて2年程度ならまだ負けませんね^^
スパーリングが進むうち、
蹴りが当たらないからか
動きから徐々にイラつきを感じ始めました。
そして後半…
篠塚選手のローキックを 僕が膝でカットし、
篠塚選手がそこで足を痛めてしまい
貴重なスパーリングは終了しました。
(相手のローを膝で受けるのは得意ですね)
ただ、やはり元A級ボクサーです。
途中、
ものすごい良いタイミングで
綺麗なストレートを頂きました(笑)
ゲームは優位に進めてましたが、
本番ならあそこで終わってたかもしれませんね。
ヽ(´Д`lll)ノ オーコワ…
もちろん辰樹選手は現役のプロ、
全然本気なんて出してないでしょう。
あくまで互いにスパーリングであり、手合わせです。
それでも大変楽しい時間でしたね^^
そこで!
今回は僕が言いたかったことは
スパーリングひとつやるにしても
相手のことを考えよう
ということです。
例えば、
「相手が誰だろうと関係ない」
「作戦なんて必要ない」
「自分のスタイルを通すだけ」
という考えの人もいると思います。
でも僕は、
「自分のスタイルを通すのにも
相手を理解することは重要」
だと思うんです。
「相手がこうくるだろうから
自分のスタイルを通すのには
こうやった方がいいだろうか?」
とかね?
実力差があれば
スタイルを通すのは簡単です。
でも、
相手が自分より強かったり…
相性が悪かったり…
作戦を立てていたら…?
スタイルを通すのは難しいと思います。
相手は「パー」なのに
「グー」「グー」「グーーーッッ!!!!!!!!!!」
って不毛ですよね?
なので、
自分のスタイルを通すのにも
「相手はこう来るだろうから
自分のスタイルを通すのにはどうしたら?」
って考えるのが
大切なんじゃないかな〜というのが
今回の僕の気づきでした。
長くなってしまいましたが、
久しぶりにメルマガ限定記事でした。
また書きますのでお楽しみに♪
ちゃお(^-^)v
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マスター★渡辺
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