更新:2020.4.23
小さな会社・中小企業支援マーケター
渡辺 裕貴
こんにちは。
レイズワン の渡辺です。
先日、
牛丼の松屋に立ち寄ったのですが
「あ、コレ面白いな」
と感じた販促があったのでシェアしたいと思います。
売り上げを増やす方法は
いくつかありますが、
今回はアドオンという方法です。
簡単に説明すると、
Aという商品を買ってくれたお客様に
もう1品(B)を追加購入してもらうという方法です。
今回の例題である松屋さんだと、
メインの牛丼を購入した際に
ポテトサラダも付けてもらうってイメージです。
商売をやってる以上
売り上げを増やしたいですから
1品でも多く追加注文して欲しいですよね。
でも、
既にお目当の商品でお金を使ってるお客様は
追加注文してくれるとは限りません。
だから、
アドオンを成功させるための
工夫が必要になってくるワケです。
ファーストフードとかコンビニでよくある
ベタなアドオンだと、
「もう1つ◯◯いかがですか?」
が、あります。
もちろんコレも基本なので
悪くはないと思います。
しかし!
お客様は基本的に
「お金を払わされる」という気配に敏感で
店員からのセールス行為を嫌います。
※これを売り込みセンサーと言います
なので売り手側から
「この◯◯もいかがですか?」
と伝えても、
断られる可能性が高いです。
とはいえ、
チラシなどの案内物を渡すだけじゃ弱いし
黙っているなんてもっての他です。
では一体どうしたら良いのでしょうか?
そこで今回シェアしたいのが、
私が松屋さんで見かけた以下の販促です。
それがコレ
何か気づきましたか?
上の例だと
麻婆鍋膳がメインで、
卵・チーズがアドオンになります。
この例が上手だなと思ったのは
卵かチーズか
「あなたはどっち派?」と
お客様に自然に選ばせてる点です。
これはセールスの古典的な手法なのですが、
「BとCだったらどっちかイイ?」と
お客様に選ばせることで、
「購入しない」という選択を自然に潰してるのです。
仮にコレが注文時に
「卵かチーズかトッピングいかがですか?」
と案内すればセールスになり、
お客様の売り込みセンサーに引っかかる可能性があります。
ですが今回の例だと
お客様自らに勝手に想像してもらうよう仕向けてます。
人間の脳は
「こっちとこっち、どっちがイイ?」など
選択式で尋ねられると
脳が反射的に考えてしまうと言われてます。
恐らくコレを見た方は
「俺は卵かな」
「私はチーズ」
「後から味変えるのに良いかも」
「次回はトッピング試してみよう」
そんな風に考えてしまったのでは
ないでしょうか?
この手法自体は昔からよくあるモノですが、
上手に、かつ自然に出来てるなぁと感心しました。
原価の安い卵などのトッピング注文を増やすのも
商売繁盛のポイントですしね♪
このように
アドオン(追加注文)を成功させる方法は
様々あります。
皆さんもぜひ
街中に隠れている商売繁盛のヒントを
探してみて下さいね♪
それでは今日のところはこの辺で。
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