更新：2020.4.23
こんにちは。
レイズワン の渡辺です。
今日はどんな小さな会社・お店でも
「ちょっとした努力で繁盛店になれる」
というお話です。
突然ですが、みなさんに質問です。
「茨城県守谷市に出前屋さんは２件しかない」
と言ったら信じてくれますか？
面積は狭いながらも人口は6,4万人。
つくばエクスプレスも通っており、東京へも近い。
街もキレイで教育も盛ん。
「日本の住みたい街ランキングTOP10」
にも選ばれたことのある守谷市で、
出前をしてくれるお店がたった２軒しかない・・・
さて皆さんは信じてくれるでしょうか？
ここが本題ではないのでさっくり行きます。
「そんな訳ありませんよね？」
もっと人口が少なくて、
もっと寂れてる街でも
出前をしてくれるお店くらいもっとあるはずです。
もちろん
「ドミノピザ」とか「銀のさら」とか、
そういったFC店であれば、人口の少ない過疎地にはないのかもしれません。
けれど近所の定食屋さんとか中華屋さんであれば
出前をしてくれるお店くらいあるはずです。
そう、本日はそんな個人店にスポットを当てたお話です。
先日のお昼頃、ともに事務所で勤務していたスタッフと
「お腹減ったね。外出るの億劫だし、出前でも取ろうか？」
となりました。
仕事のスケジュールもカツカツだったので、
外に出る時間ですら短縮したかったのです。
さっそくスタッフに
「和食の定食か、中華あたりが食べたいな」
とリクエストし、近所にそういったお店がないか
探してもらうことにしました。
当然、事務所にはタウンページも出前のメニュー表もなすですから
インターネットでの検索です。
すると５分もしないうちにスタッフから
「近所に出前屋してくれるお店が１軒だけです」
「あとはドミノピザか銀のさらだけです」
と言われました。
ちなみにその１軒も釜飯のFCで
私が食べたかった定食屋でも中華でもありませんでした。
どうしても諦められなかった私は
「そんな訳ないだろ」
「１軒くらいあるはず」
と仕事を中断し、自分のPCからも探し始めました。
だってこのインターネット時代に
いくら近所の定食屋や中華屋といった個人経営店でも
ブログの一つくらい出してるだろうし、
食べログとかだってあるだろう？
と思ったのです。
そして予想は正解。
さらに10分検索して見つけました。
食べログで。
たった１軒だけ。
大の大人が10分〜20分もパソコンにかじりつき
出前をしてくれるお店を探そうとしても
たった１軒しか見つけられなかったのです。
そのお店だって自分で発信した情報ではありませんでした。
食べログのコメントに、過去のお客様が「出前もしてくれる」と残していたので、それが検索エンジンに引っかかったのです。
結局、私が何を言いたいかというと。
守谷市という小さいながらも6,4万人が密集し、
つくばエクスプレスも通っているので都心勤務世帯も多く、
街も新しくてキレイで教育も盛ん。
当然、お店や多く点在している守谷市において
個人経営のお店でホームページやブログを持っている所が
たった１つも存在しない。
ということです。
お店やサービスは見つけて貰えなければ
存在していないのと一緒です。
これはホームページやブログにも言えます。
もしかすると本当はブログくらい持っているお店はあるかもしれない。
けれどSEO対策がなされていないので検索エンジンにも引っかからないのでしょう。
ましてや大の大人（もちろんパソコンやインターネットにも明るい）
が２人で検索して見つけられないなら、
一般のお客様も見つけられないでしょう。
そんなホームページやブログは持っていないのと一緒です。
SEO対策やインターネットでの露出についての詳しい話は
話が脱線するので今回は触れませんが。
要は小さな会社・小さなお店が繁盛店になる秘訣は
こういう、ほんのささいな事なのです。
守谷市でたった１店でも
ホームページかブログを持ち、
[ 守谷市 出前 ] と検索された時に
GoogleやYahooに表示されるようにしておけば
守谷市で出前を頼みたい人からの注文を一気に受けられたはずなのです。
もちろんドミノピザや寿司、釜飯に流れる人もいると思いますが、
全員が全員なわけはありません。
ましてやFCの味に飽き飽きしていて
長年腕を磨いた大将・女将さんの「手作りの味を食べたい」
というニーズは多いはずです。
なのにきっとそういったお店の店主さんは
「ホームページやブログなんて分かんねー」
「ウチは口コミで成り立つからいいんだ」
「個人の飲食店にそんなのいらねぇ」
とやる前からさじを投げてしまったので
チャンスを作れていないのです。
今回はホームページやブログが例でしたが、
そういったケースばかりではありません。
小さな会社や小さなお店を繁盛店に変える
「ライバルの会社がやっていない、ほんの些細なこと」
は色々なところに隠れているのです。
そのためには、時には自社の商品やサービス・販促媒体をお客様目線で見直すことも大切です。
けれど、もっと大切なのは
実際にお客様の声に耳を傾けることです。
お客様の叶えて欲しい望みはお客様のみ知っているのですから。
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