FROM 守谷の事務所から 天気は晴れ模様
集客支援マーケター 渡辺裕貴
今日は皆さんの
「学び」に対する感覚
を一段レベルアップさせるお話です。
皆さん最近、本を読みましたか?
セミナーを受講しましたか?
あるいは誰かから学んだりしましたか?
この記事を読んでくださっている皆さんなら
きっと何かしらの方法で
学ぶ機会を作っていると思います。
ビジネスの世界に生きるなら
学ぶことを辞めた瞬間に衰退が始まります。
どんなベテランでもです。
「俺(私)はもう充分だ」
「もう学ぶことなんてない」
と気が緩んだ人から足元をすくわれ、
ライバルに引き摺り下ろされます。
しかし最近、
「学ぶ」ということに対しての勘違い
を起こしてしている人がとても多いです。
「学ぶ」には3つの段階があります。
レベル1が「知っている」
です。
「あ、それ私知ってる」
「その知識、本で読んだ」
「この前セミナーで聞いた」
という状態です。
単語の名前を知っている
言葉の意味を知っている
教科書的に覚えている人はこの段階です。
というか大体の人はココです。
この段階にいる人たちは
「本を買うこと・読んだこと」
「セミナーにお金を払って受講したこと」
に満足する傾向にあります。
本を買って読んでない
積読(つんどく)タイプもそうですね。
「私は対価(お金・時間)を払って
学ぶ努力をしているんだ」
という現状に安心感を得ています。
なので、その先のことは考えていません。
本で読んだこともセミナーで学んだことも
2週間も経てばほとんど覚えていないでしょう。
当然、自分のビジネスで役に立っているワケもありません。
もし、この話を聞いて
心がドキッとしたなら
まずは次の段階を目指してください。
それがレベル2の「実践している」
です。
この人たちは、レスポンスは早いです。
学びに貪欲ですし、
学んだらとりあえず実行します。
例えば本を読むなら
「ノートに書き出す」
「マーカーを引く」
「付箋を貼る」
「TO DOリストをつくる」
などです。
セミナーでもそういったことをするでしょう。
セミナーを受講したら
自分のビジネスに転用できる
ノウハウや知識をピックアップし、
翌日から使ってみるでしょう。
レベル2の人たちは
学ぶだけでなく
「行動」が伴っているので
少なからずのリターンがあるはずです。
少し利益が増えたり
仕事に小さな変化があったりです。
きっと「私がそうだ」
と心あたりのある方たちは
「ウンウン」と首を縦に振っていると思います。
けど思い出してください。
学びには3段階あるのです。
正直「実践している」なんてどうでもいいし、
わざわざお金や時間をかけて学んでいるのだから
そんなものは当たり前なのです。
ビジネスで成功していくには
その先にいかなくてはいけません。
それがレベル3「結果を出している」
です。
レベル2の人たちには欠点があります。
「行動は伴っているけど、反省が無い」
PDCAでいうC
つまりチェックがないのです。
例えば
本やセミナーで新しい知識を得て、
実践してみたものの結果が出なかった。
そんな時レベル2の人はこう思うでしょう。
「なんだ、使えないツールじゃないか」
「もっと違うスキルを探さなきゃ」
「さらに新しいノウハウは無いのか?」
と。
レベル2の人たちは
実践するものの
自分がおこなった行為に対しての反省がありません。
結果が出ないのを
「ノウハウ(スキル・ツール)がダメだったんだ」
と解釈します。
これらレベル2の人たちは、
共通点(パターン)を持っています。
それはノウハウ(スキル・ツール)の
「本当の意味を理解していない」ことと
「使い方が間違っている」ことです。
要は使いこなせていないのです。
レベル2の「実践している」層にいる人たちは、
試すのも早いけど、飽きるのも早いです。
だからせっかく良いノウハウやスキルを学んでも
ちょっと試して結果が出ないと
「こりゃダメだ」
「次だ、次次!」
となります。
この段階に留まっていると
永遠に結果は出せません。
野球で言えば
10回バッターボックスに立って
1〜2回はシングルヒットで一塁にいけるかもしれません。
けれど永遠にホームランは打てないでしょう。
ましてや
得点を稼ぎ続けること(ノウハウをお金に変える)
なんて夢のまた夢です。
例え話をします。
あなたがチラシ作りについて
本やセミナーで学んだとします。
その後あなたはその本やセミナーで学んだ知識を
どれくらい実践しましたか?
学んだあとに1回も実践していない人は
残念ながらレベル1です。
まずは実践癖をつけましょう。
学んだ後はすぐにA4用紙1枚を用意し
(あるいは手帳の紙を切って)
明日から実践することを箇条書きにしてください。
そしてそれを毎日目に付くところに貼って
実践するように心がけてください。
それでまずはレベル2に進化しましょう。
では次に
学んだ後2〜3回は実践した人
けどダメだった人
これに当てはまる人はジャスト・レベル2です。
要は実践レベルが足りません。
ノウハウの真の意味を理解していないし、
使い方を間違っている可能性もあります。
ちなみに3回〜99回の人も一緒です。
ここにいる人たちは
レベル2から3への進化の途中です。
そう、
レベル3の「結果を出している人」とは
学んだノウハウを100回実践した人たちです。
この層の人たちは
全人口の0.1%くらいだと思います。
たぶん、ほとんどの人がこれを聞いて
「そんな馬鹿な」
「出来るわけないじゃん」
「仕事もあるのに時間もないよ」
と思ったでしょう。
だから結果を出せる人は圧倒的に少ないのです。
けれど
結果を出している人、
ビジネスで成功している人は
例外なく努力を惜しまない人です。
起業して成功できる会社の社長は
平均的に16時間×365日働いているといいます。
結果を出すために働き、
時間が足りないなら遊ぶ時間を減らし、
それでも足りないなら風呂の時間を減らし、
それでも足りないなら食事の時間を減らし、
それでも足りないなら睡眠の時間を減らすのです。
もちろん安定してきたら休日もあるでしょう。
けれど、それくらいの努力はしているということです。
私はチラシ一つとっても
自分のビジネスで100種類のチラシが書けなければ
「チラシのノウハウ・スキルをマスターしたとは言えない」
と思っています。
「どんなターゲットに向けているのか?」
「絶対買わないであろうターゲットに向けて書いてみたか?」
「他の表現方法はないのか?」
「別のメリットはないのか?」
「違う差別化はないのか?」
こういった事を考えながら練習したら
一つのテーマでも、
あっという間に100通りのチラシが書けるはずです。
ここまでやって初めて
ノウハウ(スキル・ツール)の
「本当の意味」
「正しい使い方」が分かるのです。
そして、ここまでやったからこそ
レベル3の「結果を出せる人」
に進化できるのです。
ちょっと話を聞いたくらいで
全員が結果を出せるなら誰も苦労はしないのです。
けど騙されたと思って
一つのノウハウ・スキルで
100回試してみてください。
きっと経験した事のない
震えるほどのインスピーレションが訪れるはずです。
本日は日曜日
「さぁ、さっそくペンを握ってはみませんか?」
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