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WIN-WINとか馬鹿じゃない? 異業種交流で成果を上げる方法

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更新:2020.4.23

小さな会社・中小企業支援マーケター

渡辺 裕貴


 

「ジョイントベンチャー」って聞いた事ありますよね?

簡単に言えば “他社と提携してビジネスをする”

ってことです。

 

あくまで僕の主観ですが、

起業したばっかりの人ほど

やたらとジョイントベンチャーをしたがるなーと感じます。

 

もちろん起業したてで、

「リソース(資源)が無い」

「実績が無い」

「販路が無い」

と無い無い尽くしなので他人の力を借りたい。

というのが正直なところでしょう。

 

また、巷の起業セミナーや起業本では

「他社(他者)とジョイントしよう」

「協力してビジネスをしよう」

と金太郎飴みたいに同じようなことを啓蒙してくるので

そういうイメージが強いのだと思います。

 

 

もちろんジョイントベンチャーというのは強力です。

資源も実績もない状態で、

他社の力を借りれるのであればそれに越したことはありません。

 

けれど、ジョイントベンチャーというのは

言葉でいうほど簡単なことではありません。

 

というか起業したての人、ビジネス経験の少ない人には

かなり激ムズだと思います。

 

それは何故か?

起業したての人、ジョイント経験の少ない人は

「ジョイントベンチャーの正しい仕掛け方」

を知らないからです。

 

 

例えば、

ジョイントベンチャーを考えたときセットで出てくる言葉に

「WIN-WIN」という考え方があります。

 

要は、

「お互いが満足のいく利益を出し、

どちらだけが損することが無いように。」

というスタンスです。

 

変な起業セミナーや起業本で洗脳されてる人は、

やたらとこのWIN-WINの関係を持ち出したがります。

 

僕もこれまで

「こういう事をやりたいんです。一緒にどうですか?」

「これならWIN-WINだと思うんです」

と散々誘われました。

 

90%くらい断りましたけど。

 

というのも僕はこの発想、

「ものすごく頭悪いなー」と思っています。

言葉が悪いですが。

 

それは何故か?

 

例えば、

「○○社さんと組みたい」

「○○さんとこういう事をやってみたい」

と考えているなら、その時点でその人は下なワケです。

 

相手がこちらにも興味をもってくれてるなら話は別ですけど、

こっちが勝手に好意を持って、

向こうはこちらに魅力も感じてないのに、

いきなり

「対等な条件で組みましょう」

ってどんだけ上から目線なんだよ。って思いません?

 

思いますよね?

 

ましてや

◎起業したて

◎実績もない

◎資源もない

という状態なら向こうからしたら魅力はゼロかもしれません。

 

 

そう、

ジョイント経験が少ない人は

自分はWIN-WINと思っているだけで

相手からしたら

「自分にWIN無いじゃん」

って思われてるパターンがほとんどなのです。

 

大切なのは、

自分目線でWIN-WINじゃなくて

本当に相手にメリットはあるのか?

本当に相手に損はないのか?

という事を考えるが大切なのです。

 

 

そして、本当に相手と組みたいなら

WIN-WINより

LOSE-WINの関係がオススメです。

 

もちろん自分がLOSE(負け)です。

それも圧倒的な負けです。

 

3:7

いや1:9でもいいです。

 

その相手と、どうしても組みたいのなら、

相手の資源や実績、販路が魅力的なら

 

断りようのない魅力的な利益

を餌にオファーを出しましょう。

 

最悪、1回目は自分に利益がなくてもいいのです。

収支はトントンで相手からの信用を勝ち取り、

ビジネスパートーナーを確保し、

2回目、3回目につなげる事が大切なのです。

 

それが変に「自分にも利益を」

などと考えると欲が出ます。

 

3:7くらいは欲しい。

いや4:6でもいいんじゃないか?

 

そのうち自然と自分目線のWIN-WINに

成り下がります。

 

相手からしたら組む価値がなくなってるかもしれません。

それでは2回目どころか1回目も無いかもしれません。

 

だから起業したてで資源も実績も無いのなら

自分は圧倒的なLOSEでいいのです。

 

1:9

0:10

相手に断りようの無い魅力的な利益を差し出し、

まずはビジネスパートナーを確保するところから始めましょう。

 

そこまでやれば相手も

「そんなに私と組みたいのか?」

と誠意を感じ取ってくれるはずです。

 

 

もしそこで金銭面的に利益は出なくても、

その人と組んだという実績(相手の周囲から認知される)

仕事実績が増える(最初は仕事自体が少ない)

永続的なビジネスパートナーが増える

相手のノウハウを学べる

相手の顧客リストも手に入る

etc・・・

 

目には見えずらいけど

確かな利益がそこには残るのです。

 

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