ズートピアに学ぶ「裏顧客モデル」の設定

更新:2020.4.23

小さな会社・中小企業支援マーケター

渡辺 裕貴


 

皆さん、ズートピアはご覧になりましたか?

私はミーハーにつき、早速映画館に行きました。

 

ディズニーのベイマックスチームが製作する映画として

前評判が高かった今作品ですが非常に素晴らしい映画だったと思います。

 

内容も、もちろん素晴らしかったですが

中でも私が一番感心したのは

今作品で行われたディズニーのペルソナマーケティングです。

 

ペルソナというのは分かりやすく言うと

「自社の商品を買ってくれるであろう顧客のモデル」

のことです。

 

商品やサービスを売る際には

このペルソナ(顧客モデル)の設定が非常に重要になります。

 

なぜなら対象が明確であればあるほど

こちらの商品も宣伝文句も販売手法も

ターゲットに適した形を取れるからです。

 

今回のズートピアという作品は一見、

お子様・児童をターゲットに作られているように見えて

裏のターゲット(顧客モデル)が存在します。

 

今作品の主人公は

動物の世界で初めて「うさぎの警官」になった女の子のお話です。

 

彼女は警察学校を首席で卒業しながらも

「うさぎに警官はムリ」

という性差別・人種差別にさらされ

毎日、駐禁を取り締まる仕事しか与えてもらうことが出来ません。

 

自分の憧れた「理想の警官像」を求めながらも

実際には駐禁を切られた住民たちから非難されるだけの日々。

 

心配した両親からのテレビ電話にも

精一杯の作り笑顔で「楽しい」と嘘をつく。

 

そんな状況から苦しみながらも懸命に

「理想の警官になろう」と頑張る女の子のお話でした。

 

ここまで聞けば「なるほど」と思いますよね?

そう、今回のズートピアという作品は

働く女性(理想と現実の違いに苦しんでいる)がターゲットだったのです。

 

だからテレビCMなどでも

ハラハラ・ドキドキするシーンと同じくらい

「うさぎに警官なんてムリ」

という差別の描写がしっかりとなされています。

 

恐らくあのCMを見れば同じような境遇の女性たちが

「あ、私と一緒だ」と感化され

「見てみようかな・・・」

という気を起こしていると思います。

 

要はこれがペルソナマーケティングです。

 

本来、ディズニー映画といえば

ターゲットは児童(大人にもファンはいます)と感じると思います。

実際、映画館に足を運ぶのもファミリー層が多いでしょう。

 

しかし今回のズートピアは、

その顧客層プラス「仕事に悩みを抱える女性」層、

おひとりさま層も多いと思います。

 

そして実際に初日の興行収入を見てみると、

アナ雪の70億に対し(ベイマックスも同等)

ズートピアは83億円と圧勝していています。

 

このように商品やサービスを売る際には、

ペルソナ(顧客モデル)は誰なのか?

を明確にすることが大切なのです。

 

ターゲットが明確になればなるほど

・商品のカタチ

・宣伝文句

・セールス手法

顧客モデルに適したカタチに出来るからです。

 

「誰でも使える皆のためのモノですよ」

とアピールするよりも

「この商品はあなたの為のモノですよ」

と言った方がお客様に選ばれやすいのです。

 

といったところで

” ディズニー・ズートピアが使ったペルソナマーケティング “

参考になりましたでしょうか。

それでは本日はこの辺で。

 

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