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スターバックス店員の気遣いが引き出す再注文(単価アップ)

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更新:2020.4.23

小さな会社・中小企業支援マーケター

渡辺 裕貴


 

突発的に書きます。

さきほど、スタッフのお兄さんが試食のクッキをーくれました。

どこのカフェでも当たり前に行われてるサービスです。

 

この行為は「試食」

” お客様に商品を知って頂く機会 ”

という意味でもありますが、もう一つ効果があります。

 

「返報性の原理」です。

人はモノをもらうと返したくなる習性があります。

借金と一緒で借りっ放しは気持ち悪いのです。

 

だから、たとえ試食と分かっていても

貰ってしまうと何らかのカタチで返したくなります。

私の場合は「もう1杯」でした。

 

スターバックスなどのカフェは

一見、飲食業でもありますが「不動産」でもあります。

コーヒー1杯分の料金で

仕事や勉強をする人に場所を提供しているのです。

 

そして、そこで起きるのが稼働率の問題です。

 

暇な時間はいいですが、

混む時間帯にコーヒー1杯で何時間も粘られたら

売り上げに大きな影響を及ぼします。

 

ファミレスなどでは

「忙しい時間帯にドリンクバーだけのご利用は・・・」

と断り文句を出します。

ですがカフェ、喫茶店ではそうはいきません。

 

そんな状況下で試食のクッキーは効果を生みます。

 

若いお姉さん、お兄さんが

ニコニコした笑顔で「お一ついかがですか?」

と、勧められれば悪い気はしません。

 

「ありがとう」と返したのち

「もう1杯頼もうかな」

「何かつまもうかな」

と思い始めます。

 

自然と単価アップにつながるのです。

 

長時間滞在の顧客を疎んじるのではなく、

ちょっとした気遣いで再注文につなげる。

 

クッキー1枚(実際には砕いたのを配ってる)で

私と同じようにな気持ちになった人から

再注文を取れるなら安い投資だと思います。

「損して得取れ」とよく言いますが

まさにそんな出来事でした。

 

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